済州島の行方不明者をめぐる報道に思うこと|大好きな島だから、安心して旅できる場所であってほしい

韓国・済州島で相次いで明らかになった、行方不明者への警察対応をめぐる問題。

ニュースを目にして、とっても驚きました。

というのも、私にとって済州島は怖い場所とは正反対。

美しい海があって、美味しいものがたくさんあって、街を歩くだけでも楽しい。韓国ドラマにもよく出てくるし、「韓国のハワイ」と呼ばれてる場所。

実際に訪れて、
「また来たいな」
と思った大好きな島のひとつなんですよね。

だから今回の記事は、「済州島は危険」ということを伝えたいわけではありません。

今、何が問題になっているのか。

最新の報道で確認できた事実に触れながら、私が実際に旅して感じた済州島の魅力と、これからも安心して旅のできる島であってほしいという思いを書いてみたいと思います。

目次

済州島の行方不明者をめぐり、何が問題になっているのか

最近、済州島では行方不明届が出されていた人が相次いで遺体で発見され、警察の初動対応や事件の終結処理に問題がなかったのか、大きな問題になっています。

特に大きく報じられているのが、37歳のチャン・ミランさんのケースです。

家族が5月15日に行方不明届を出したものの、担当警察官は本人の安全を直接確認しないまま、連絡が取れたとして事案を終結させた疑いが持たれています。

その後、家族が再び届け出を行い、8月24日、行方不明になってから104日後に遺体で発見されました。

また、同じ警察官が担当した別の60代男性の行方不明事案についても、不適切に終結処理をしていた疑いが報じられています。

現在、済州警察はこの警察官が担当した298件の行方不明事案について、処理が適切だったかを再点検しています。

さらに今回の問題を受け、韓国警察は済州島だけでなく、過去3年間に終結した約31万件の行方不明事案を全国規模で再点検する方針を発表しています。

ここは誤解したくないところ

SNSなどを見ると、「済州島で次々と人が消えている」といった不安を煽るような情報も目にします。

実際、私にも娘が心配して連絡をしてきたのです。「もうすぐ韓国一人旅に行くって言ってたけど、済州島じゃないよね?」「今、怖いんだよ、気をつけて」と言われて初めて、このニュースのことを知ったのです。

え?済州島が怖い?

現時点の報道からは、別々の行方不明事案に何らかの共通した事件性があると断定することはできないようですし、まさかそんなサスペンスドラマみたいなことはないはず。と、信じたい。

今回、私が一番気になったのはそこではなく、

「助けを求める行方不明届が出されたとき、警察が本当に必要な確認や捜索を行ったのか」

ということです。

人の命にかかわることだからこそ、徹底して検証してほしいと思います。


私が訪れた済州島は、とても素敵な島だった

ニュースだけを見ると、済州島に対して怖い印象を持ってしまう人もいるかもしれません。

でも、ここからは私が実際に見た済州島の話を。

私が訪れた済州島で印象に残っているのは、まずこの青い海。

島だから当たり前かもしれないけど、街のすぐそばに海があって、空の青さと海の青さがとてもきれい。

韓国だけど、ソウルや釜山とはまた全然違う魅力いっぱいの島です。

時間が少しゆっくり流れているような、独特の空気を感じました。


東門市場を歩くのも楽しい

済州島といえば、やっぱり東門市場。

市場に入ると、済州島名物のみかんがいっぱい。その中でも、ハルラボンが美味しいんですって。

こういう市場をウロウロするのが大好きな私には、滞在中3回くらい来ましたね。

観光地を巡るだけじゃなく、地元の人の生活を感じられる市場を歩く。

旅先では、こういう時間が好きです。


黒豚にアワビ。済州島はやっぱり美味しい(笑)

そして私の旅に欠かせないもの。

やっぱり食べること(笑)。

済州島名物の黒豚に、アワビまで一緒に焼いて。

野菜に包んでいただきます。

そしてもちろん……ソジュを飲む(笑)

済州島のプレミアム焼酎ハンラサンは、まろやかで飲みやすくて、韓国焼酎の中でも一番好きです。


おしゃれ過ぎたカフェ。マヌルパンが最高だった。

広くて、ゆっくりできるカフェ。日本にこんなカフェはないなぁと当時思った記憶があります。

パンの種類が多過ぎて、どれにするか悩みに悩んだしね(笑)写真の3倍以上の量のパンがありました。

でも、やっぱりマヌル(ニンニク)のパンが好み。近くに住んでたらリピ確定です!

景色がきれいなだけじゃなく、食べる楽しみもしっかりある。

これも私が済州島を好きになった理由のひとつです。


カラフルなスイス村にも行きました

済州島で訪れた中で印象的だった場所のひとつがスイス村。

赤や黄色、オレンジなどカラフルな建物が並んでいて、歩いているだけでも楽しくてスキップしちゃう場所でした。

済州島なのにスイス?

なんて思いながら歩いたのも、チェジュビールとトンカツを食べたことも、スイス村での楽しい思い出です。


龍頭岩と、済州島の海女さん

そして済州島らしさを強く感じた場所が、龍頭岩(ヨンドゥアム)。

火山島・済州島らしい黒い岩と海。

派手な観光スポットではないけれど、私はこういう景色もとても印象に残っています。

そして海岸には……

海女さんたちの姿も。この青空市では、海女さんが獲ってきたばかりのサザエやアワビを食べさせてくれるんですよ。最高じゃないですか?

済州島では、海に潜って海産物を採る「海女(ヘニョ)」の文化が今も受け継がれているのも素敵ですよね。

観光のためにつくられた景色だけではなく、そこで暮らしている人たちの営みがある。

そんなところも、済州島の魅力なんだと思います。


「済州島は危険」と言いたいわけではありません

今回の記事を書くかどうかは、正直言うと少し迷いました。

私は旅やグルメを楽しんでもらいたくて、このブログを書いているからです。

でも、実際に訪れて好きになった場所だからこそ、今回のニュースを何もなかったように通り過ぎるのも違う気がしました。

行方不明になった方の家族が警察に助けを求めたとき、その声がもっと真剣に受け止められていたら。

そう考えると、やはり胸が痛みます。

一方で、今回の報道だけを見て、

「済州島は怖い」「旅行には行かない方がいい」

と決めつけてほしくもありません。

私自身が旅した済州島には、素敵な景色があり、美味しい食事があり、普通に暮らすたくさんの人たちがいました。

だからこそ今回明らかになった問題をきちんと検証し、必要なところを改善してほしいと思っています。


また安心して旅できる済州島であってほしい

私はまた済州島へ行きたい。

今回の出来事をきっかけに行方不明者への対応が見直され、同じようなことが繰り返されないことを願います。

島で暮らしている人たちが安心して暮らせるようになってほしい。

そして、私たちのように海外から訪れる旅行者も、安心して旅を楽しめること。

その両方があってこそ、本当に素敵な観光地なんだと思います。

美しい海も、美味しいものも、済州島ならではの文化も。

大好きな場所だからこそ、これからも安心して「また行きたい」と思える済州島であってほしい。

心からそう願っています。

※この記事の事件に関する記述は、2026年8月30日時点で確認できる報道をもとにしています。捜査・調査が継続しているため、今後新たな事実が判明する可能性があります。

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