鹿児島の夜に見つけた、新しい屋台スポット
鹿児島旅の夜。
甲突川沿いを歩いていると、木々の間から赤い提灯の灯りが見えてきました。
ここは「維新ふるさとの道」。
西郷隆盛や大久保利通など、明治維新にゆかりの深い加治屋町に整備された歴史散策スポットです。
そんな歴史ある場所にずらりと並んでいるのが、
「かごしまリヤカー屋台」
赤提灯が灯る屋台を見た瞬間、
「えっ、鹿児島にこんなところができたの?」
ちょっとテンションが上がります。

2025年に誕生した「かごしまリヤカー屋台」
かごしまリヤカー屋台がスタートしたのは2025年5月。
「鹿児島市街地に新たな風景を創る」をコンセプトに、鹿児島の食や本格焼酎を楽しめる場所として始まったプロジェクトです。
場所は、鹿児島中央駅からも歩いて行ける甲突川左岸緑地。
大久保利通像の向かい、「維新ふるさとの道」に屋台が並びます。
福岡の中洲や天神の屋台文化を思わせますが、ここは鹿児島。
焼酎と鹿児島グルメを屋外で楽しめるのが大きな魅力です。

川沿いに並ぶ屋台がいい雰囲気
夕暮れ時になると、屋台に次々と灯りがともります。
赤提灯に裸電球、木造の小さなカウンター。
そして、そのすぐ横には甲突川と大きな木々。
繁華街のど真ん中というより、
「鹿児島の夜風を感じながら一杯」
という雰囲気なのがとてもいい。
屋台と屋台の距離も近く、「次はどこに入ろうかな」と歩いて見て回るだけでも楽しい場所です。

私が入ったのは「ヨリミチサカバ tooマワリ」

今回立ち寄ったのはこちら。
カウンターに座って、まずは鹿児島らしく焼酎から。

目の前には「魔王」や「天使の誘惑」など、鹿児島を代表する焼酎がずらり。
こういう景色を見ると、
「鹿児島に来たなぁ」
と実感します。
屋外の屋台で飲む焼酎って、不思議といつもの一杯より旅情が増すんですよね。
屋台とは思えない料理もしっかり美味しい
まずいただいたのは、オクラやズッキーニ、ヤングコーン、ミニトマトなどが入った夏野菜。

彩りもきれいで、暑い鹿児島の夜にぴったり。
そして、こちらの豚なんこつ。

大きくカットされた大根にはしっかり味が染み込み、お肉はほろっとやわらか。
焼酎を一口。
豚なんこつを一口。
……これは危険(笑)。
鹿児島の夜風+屋台+焼酎
旅先で飲む夜としては、かなり好きな組み合わせでした。
観光客にもおすすめしたい理由
鹿児島の夜といえば天文館で黒豚や郷土料理、というのが定番。
もちろんそれもいいけれど、少し違った鹿児島の夜を楽しみたいなら、このリヤカー屋台はかなりおすすめです。
特にいいなと思ったのが、一軒で完結させなくてもいいこと。
気になる屋台で一杯飲んで、料理を一品。
そしてまた次の屋台へ。
そんな“屋台はしご酒”も楽しめます。
一人旅でも入りやすいし、鹿児島中央駅周辺に泊まっている人にも立ち寄りやすい。
「夕食の前に一杯」でも、「旅の夜の二軒目」でも使えると思います。
実際、私は旅の夜の二軒目として屋台の店主や奥様と楽しく会話が弾みました。まだ若い素敵なご夫婦でしたよ。

この日いただいた焼酎は、「GROW」「笑う一日」「天使の誘惑」、どれも芋焼酎らしくない女性ウケ良さそうな焼酎です。
かごしまリヤカー屋台の開催情報
現在は、毎月10日から月末までの約20〜22日間開催されています。基本の営業時間は16:00〜21:30で、2026年7〜10月は試験的に1時間延長するサマータイムが予定されています。天候によって休みになる場合があるため、行く前に公式Instagramで確認するのがおすすめです。
場所は甲突川左岸緑地・維新ふるさとの道内、大久保利通像向かいです。
鹿児島の夜に、またひとつ楽しみが増えました
歴史ある「維新ふるさとの道」に灯る赤提灯。
鹿児島の料理をつまみながら、焼酎を一杯。
そこに甲突川沿いの夜風まで加わる。
天文館の居酒屋とはまた違う、ちょっと開放的な鹿児島の夜を楽しめました。
2025年に始まったばかりのリヤカー屋台ですが、鹿児島市長も2026年5月の会見で、需要があれば常設化を検討すべきとの考えを示しています。
数年後には、「鹿児島に来たら屋台へ」が定番になっているかもしれません。
鹿児島旅行で夜の予定に迷ったら、ぜひ甲突川沿いへ。
焼酎片手に楽しむ“大人の鹿児島ナイト”、おすすめです。











