高台寺和久傳|京都の高級料亭でランチ。料理以上に心に残った特別な時間

京都・高台寺。

石塀小路やねねの道にもほど近い、京都らしい風情が残る場所に佇む「高台寺和久傳」。

一度は訪れてみたいと思いながらも、なかなか気軽には足を踏み入れられない京都の高級料亭です。

今回、ありがたいことに常連の方にお祝いの席へ招いていただき、初めて高台寺和久傳を訪れる機会に恵まれました。

お料理だけでなく、お酒も振る舞っていただき、帰りにはお土産まで。

正直に言います。

自分で支払うとなると、なかなか来られない高級料亭です(笑)。

だからこそ、私にとって忘れられない貴重な体験となりました。

目次

高台寺和久傳はどんなお店?

和久傳のルーツは京都・丹後。

現在は京都市内にもいくつかの店舗がありますが、その中でも高台寺和久傳は料亭として特別感のある一軒です。

現在は完全予約制。

昼は12時〜15時、夜は17時30分〜21時。

2026年8月現在、昼のコースは33,000円・44,000円、夜は55,000円・66,000円・おまかせ。料金には消費税・サービス料が含まれています。

※料金や営業時間は変更される可能性がありますので、予約時に公式サイトで最新情報をご確認ください。

一歩入った瞬間から、食事は始まっている

今回、私が特に印象に残ったのは「空間」でした。

案内していただいたお部屋は、障子から柔らかな光が差し込む静かな和室。

華美ではないのに、凛とした美しさがあります。

この空間に身を置くだけで、いつものランチとはまったく違う時間が始まります。

テーブルに置かれた竹のしつらえにも季節が感じられ、これからどんな料理が運ばれてくるのだろうと自然に期待が高まります。

高台寺和久傳は、料理を食べるだけの場所ではなく、空間・器・季節・おもてなしまで含めて楽しむ場所なのだと感じました。

美しい器とともにいただく季節の料理

お料理は一品ずつ、ゆっくりと。

華やかさで圧倒するというより、素材を生かした繊細な料理が続きます。

鱧、たいらぎ貝、はまぐり、ホワイトアスパラ、桜鯛、筍…。

そして料理と同じくらい目を奪われたのが器。

料理に合わせて一皿ごとに表情が変わり、器そのものを眺めるのも楽しみのひとつでした。

お造り、椀物、焼き物……。

板わらびや大原産の筍など、京都らしい食材を少しずついただきながら、ゆっくりと時間が流れていきます。

普段の私は、どちらかというと「これ、美味しい!もう一度食べたい!」と直感的に感じる料理が好き。

高台寺和久傳のお料理は、それとは少し違いました。

もちろん一品一品とても丁寧。

クエをかき揚げで食べたのは初めてで、〆のカラスミうどんまで、器との取り合わせにも目を奪われます。

でも私自身が「この一皿をもう一度食べるために来たい」と強く感じたかというと、正直そこは少し違いました。

むしろ心に残ったのは、この場所で、この器で、このおもてなしを受けながら食事をする時間そのもの。

高台寺和久傳の価値は、料理だけでは語れないのだと思います。

お祝いの席だからこその、贅沢な時間

この日はお祝いの席。

ありがたいことにお酒も振る舞っていただきました。

静かな個室で、美しい料理を少しずついただきながら杯を重ねる。

時間を気にせず、ゆっくり食事を楽しむ。

大人になったからこそ味わえる贅沢とは、こういう時間なのかもしれません。

そして食事を終えた帰り際、さらに嬉しいおもてなしがありました。

一番「もう一度食べたい」と思ったのは、お土産の鯖寿司

持たせていただいたお土産。

家に帰って包みを開けると……

肉厚の鯖を昆布で巻いた、存在感のある鯖寿司です。

そして実は、今回の高台寺和久傳で私が一番、

「これは、もう一度食べたい」

と思ったのが、この鯖寿司でした。

しっとりとした肉厚の鯖と、ご飯、昆布の旨み。

料亭で過ごした華やかな時間を思い返しながら、自宅でゆっくりいただく鯖寿司。

これが本当に美味しかった。

高級料亭のコース料理をいただいたというのに、最後に一番心をつかまれたのがお土産の鯖寿司だったというのも、なんとも私らしい気がします(笑)。

高台寺和久傳は一般でも予約できる?

私は今回、常連の方に連れて行っていただいたため、自分で予約をしていません。

そこで気になったのが、

「高台寺和久傳って、普通に予約できるの?」

ということ。

調べてみると、高台寺和久傳は完全予約制ですが、一般でも予約できます。

現在、和久傳公式サイトの予約案内では、高台寺和久傳については電話番号が案内されています。

高台寺和久傳
TEL:075-533-3100
電話受付:10:00〜21:00
不定休

ほかの和久傳にはWeb予約が用意されている店舗もありますが、高台寺和久傳については公式予約ページにWeb予約のリンクが掲載されていないため、初めての場合もまず電話で問い合わせるのが確実です。

また、予約日の2日前・前日は料理代の80%、当日は100%のキャンセル料が設定されています。

高額なコースなので、予定をしっかり決めてから予約したいですね。

現在の高台寺和久傳の基本情報

住所
京都市東山区高台寺北門前鷲尾町512

営業時間
昼 12:00〜15:00
夜 17:30〜21:00

料金(2026年8月確認時)
昼 33,000円/44,000円
夜 55,000円/66,000円/おまかせ

※消費税・サービス料込み
※完全予約制
※クレジットカード利用可
※専用駐車場・駐輪場なし

最新の料金・営業日については、予約前に公式サイトで確認することをおすすめします。

高台寺和久傳公式サイト

和久傳公式予約案内

高台寺和久傳を訪れて思ったこと

「高いお店=人生最高の料理」

必ずしも、そうではないのだと思います。

高台寺和久傳で過ごして強く感じたのは、料理そのものだけではなく、京都らしい空間、美しい器、季節のしつらえ、丁寧なおもてなし。

そのすべてを含めた時間に価値があるということ。

自分で支払っていたら、果たして同じように余裕をもって味わえたかどうか……(笑)。

今回はお祝いの席に招いていただいたからこそ経験することができた、私にとって特別な高台寺和久傳でした。

そして最後にもう一度。

私が一番「また食べたい」と思ったのは、あの鯖寿司。庶民の感想ですね(笑)

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