四国といえば、何を思い浮かべますか?
美しい自然に歴史ある観光地、そして各県それぞれの個性豊かな郷土料理。
これまで何度か四国を訪れ、高知・徳島・愛媛・香川の4県を旅してきました。今回は、それぞれの旅で印象に残った景色と、美味しかったご当地グルメを振り返ってみたいと思います。

もちろん、旅先でのお酒も欠かせません。
美しい景色を眺めながらビールを飲んだり、地元の魚を肴に日本酒を楽しんだり。時には思い通りにいかないこともありましたが、それも含めて旅の思い出です。
高知県|仁淀ブルーの絶景と、食べ尽くしたい高知グルメ
仁淀ブルーと神秘的なにこ淵

高知で特に印象に残っているのが、仁淀川の美しさ。
「仁淀ブルー」と呼ばれる透明度の高い川の水は、太陽の光を受けてエメラルドグリーンにキラキラ輝いていて、うっとり。
いつまでも眺めてられるわ〜
しばらく私のスマホの待ち受けはこの仁淀川でした。なんか心が洗われる思いがしてね。
さらに訪れたのが、神秘的な滝壺で知られる「にこ淵」。

ここに来るまで、すごく急な階段を降りていくんですが、降りてる途中で「帰りはこの階段を上がるのか…」と不安がよぎります。

でも着いてみると、その苦労も吹き飛ぶような景色。
緑に囲まれた滝と透き通った水の美しさは、写真で見る以上の迫力でマイナスイオン浴びまくり。自然の色とは思えないほどきれいで、いつまでも眺めていたくなる景色でした。
川沿いで鮎を食べ、釣れない魚を待ちながらビール
高知では道の駅で鮎の塩焼きを見かけます。これ素通りはできませんよね。

香ばしく焼かれた鮎を丸ごとガブッと味わえるのも、自然豊かな高知ならではの楽しみです。
そして、せっかくなので釣りにも挑戦!いくらがエサって贅沢やわぁ。私が食べたいくらい(笑)

ところが、どっこい。何度竿を川へ放っても全く釣れない。イラチな私はこんなん待たれへん。
鮎よ、いくらに見向きもしないってどんだけ口肥えてんねん!
そういう問題でもないか(笑)川釣りって難しいんですよね。
それなら仕方ない。魚が釣れるのを待つのは諦めて、誰かが釣った魚を食べよう。
ザ・他力本願。こっちの方が楽しいわと負け惜しみを言ってみる。

結局、川のそばで他の人たちが釣りをしているのを眺めながらのんびり過ごす時間になりました。
高知に来たら外せない!カツオのたたきと土佐巻き


高知のグルメといえば、やっぱりカツオ。どの店に入ってもメインはカツオ(笑)
表面を香ばしく炙ったばかりのカツオのたたきは、いつも食べてるのと違ってほんのり温かい。身が厚く、見た目からして食欲をそそります。
食べ方としてはニンニクと一緒に食べる塩タタキが一番好き。
でも、もうひとつ好きなのが「土佐巻き」。
カツオのたたきを薬味などと一緒に巻いた高知ならではのお寿司です。
同じカツオでも、たたきで食べるのと巻き寿司で食べるのとでは、また違った美味しさがあるんですよね。
おすすめしたいチャンバラ貝。

貝のふたの部分が刀のように見えることから、その名前がついたといわれる高知の名物です。
爪楊枝でこうやって身を取り出して食べます。

これは日本酒必須案件。高知の地酒「久礼」がドンピシャで合いました。

余談ですが、高知の言葉の中で一番好きなのがキリンビールのキャッチコピー「たっすいがはいかん!」(弱々しい、そんな様子ではダメだ)
何かで落ち込んだり凹んだりした時、この言葉を思い出して頑張ってます。
夜は高知名物の屋台餃子
高知の夜、三軒目に楽しんだのが、屋台餃子。

赤いテントの下で、焼きたての餃子をいただくんですが凄い行列。
高知の屋台餃子は、小ぶりで皮がパリッと焼かれたものが特徴的。

もちろん冷えたビールをグビッと。餃子をガブッと。二軒目、三軒目でもついつい手が伸びてしまうちょうど良い大きさです。
観光地を巡るのも楽しいけれど、こういう地元ならではの食文化に触れられるのも旅の醍醐味なんですよね。
一度食べたら忘れられない!大好きなじゃんめん
最後は高知グルメの中でも、私がめちゃくちゃ好きな「じゃんめん」。

ホルモンにニラや卵がたっぷり入った、とろみのあるピリ辛スープが特徴で、一度食べるとクセになる美味しさ。
高知で初めて食べて以来、すっかり虜になってしまいました。
「これ、神戸にも出店してくれへんかなぁ」
そう思っていたら、なんと2025年12月、三宮にオープン!
やったー!これで高知まで行かなくても、あの味が食べられる!
オープンしたばかりは混んでるやろうから、ちょっと落ち着いてから行こうと待っていたら……。
なんと2026年5月に閉店してしまったんです。
わずか5ヶ月。閉店の理由は「体制見直し」とのこと。
えーっ!まだ一回も行ってへんのに!
すぐに行かなかったことを後悔してもあとの祭り。めちゃくちゃショックです。
いつかまた三宮に戻ってきてくれへんかなぁ。
じゃんめんは、私にとって一度食べたら忘れられない味。
あー、書いてたら無性に食べたくなってきた(笑)。
徳島県|空と川から街を眺め、鳴門の魚を堪能
眉山ロープウェイとひょうたん島クルーズ
徳島では、まず眉山ロープウェイへ。
山の上から眺める徳島の街並みは開放感たっぷり。青と黄色のゴンドラが並ぶ景色も印象的でした。

さらに、ひょうたん島クルーズにも乗船。
徳島市内を流れる川を船で巡り、普段とは違う目線で街を眺めます。

山の上から見下ろしたり、川の上から眺めたり。同じ街でも、見る角度によってずいぶん印象が変わるものですね。
鳴門で豪快な魚料理を味わう
徳島で特に印象に残っているのが、鳴門の海鮮料理。
訪れたのは、魚料理で知られる「びんび家」。
店前には長蛇の列。これはかなり待たされるなと思ってたんですが、回転が早くて20分も待たずに入れました。
店内には魚料理がずらりと並んでて、食いしん坊の私は何を食べようか迷う迷う。

でも、ここに来たならはずせないのはやっぱり鯛のアラ炊き。
徳島を代表する鳴門鯛の頭が丸ごと盛られた豪快な一皿。見た目も迫力満点有頂天!


ウマー!ウマー!ウマー!
目の周りのところが一番好き。
伊勢海老の味噌汁は半身入ってて贅沢。いつも伊勢海老の身を食べた後の出汁を取っただけの味噌汁しか食べてこんかったから、感動!


ふぅ〜五臓六腑に染み渡る。
オリーブ鯖の活造りは半分食べ終わっても、まだ尻尾を動かす生命力に惚れ惚れしました。


鳴門周辺は、魚介類が豊富な地域。魚好きにはたまらん場所です。
徳島ラーメンも忘れずに
徳島に来たなら、やっぱり徳島ラーメンも食べておきたい。
訪れたのは「支那そば 王王軒」。
徳島ラーメン店の中でも老舗の風格。20台ある駐車場はいつもいっぱいです。
茶色い濃厚なスープに、たっぷりの豚肉、そして卵黄。これ、これ、これ!


甘辛い味付けのお肉とスープが白ごはんを欲するんよね〜
一般的なラーメンとは全く違う魅力があります。
そんなにお腹は空いてなかったので小にしたけど、ご当地ラーメンは別腹ですね(笑)。
愛媛県|松山城と道後温泉、そして好みが分かれる郷土料理
松山城から道後温泉へ
愛媛では、松山城と道後温泉を訪れました。
松山城へはロープウェイやリフトで向かうことができますが、行きは徒歩で坂を上がりました。
めちゃくちゃ暑い日だったので、ゼーゼー、ハーハー。途中で何度引き返そうと思ったか(笑)
でも、やっと到着した松山城は、青い空に映えて存在感ありあり。歴史を感じさせる美しいお城でした。


帰りは絶対にロープウェイに乗る!
その宣言通りロープウェイに乗ってみるとめちゃくちゃ快適やんか。


なんで、行きもロープウェイにせんかったんやろ笑
そして、愛媛を代表する観光地といえば道後温泉。
風情ある道後温泉本館の建物は、眺めているだけでも旅気分を盛り上げてくれます。


道後ビールを飲んだり、街歩きをしたり…。真夏に行ったので温泉には入らなかったんですが楽しかったです。


愛媛の鯛めしは2種類!私は断然、宇和島風
愛媛の郷土料理として有名な鯛めし。
これは、大きく分けて2種類あります。
ひとつは、鯛をご飯と一緒に炊き込むタイプ。もうひとつは、鯛のお刺身を卵入りのタレにつけ、ご飯にのせていただく宇和島風です。
どちらも愛媛を代表する料理ですが、私は断然、宇和島風が好き!


新鮮な鯛のお刺身に卵入りのタレを絡めて、ご飯と一緒にいただく。これがたまらなく美味しいんです。


鯛めしは宇和島風一択。
じゃこ天より、じゃこカツ派!


そして愛媛といえば、魚のすり身を揚げた「じゃこ天」も有名です。
でも、実際に食べてみて気に入ったのは「じゃこカツ」の方。
魚のすり身にパン粉の衣をつけて揚げたもので、外側のサクサクした食感がええんよね。
もちろん好みはあると思いますが、私はじゃこ天よりじゃこカツ派でした。
焼豚玉子飯も忘れられない
もうひとつ印象に残っているのが、焼豚玉子飯。
今治のご当地グルメとして知られる料理ですが、道後温泉でいただきました。
ご飯の上に焼豚と目玉焼きがのり、甘辛いタレがかかった一品。


こんなん美味しくないわけがない(笑)
見た目はシンプルやけど、抜群の美味しさ。お箸が止まりません。
これは家に帰ってから再現してみるほどほっぺた落ちる一皿でした。
愛媛の夜に学んだ、旅先での教訓
実は愛媛では、夜の食事は大失敗。
事前に行きたいお店をいくつも調べていたのに、いざ行ってみると、どこも満席。
次のお店も、その次のお店も入れず、途方に暮れました。
結局最後はチェーン店で食事をすることに。
せっかく愛媛まで来て、なんでチェーン店で食べてんねん(笑)。
この時の悔しさは今でも忘れません。旅先で行きたいお店があるなら、予約は絶対にしておかなあかん!と学習しました。
香川県|栗林公園の美しい庭園と、うどん三昧の高松旅
栗林公園で美しい日本庭園を散策
香川では、高松市にある栗林公園を訪れました。
国の特別名勝に指定されている日本庭園で、広い池と美しく手入れされた松が印象的です。


水面に映る緑の景色を眺めながら、ゆっくりと園内を散策。
池には色鮮やかな鯉も泳いでいて、にぎやかな街中とは違ってとっても静かで落ち着いた時間を過ごせました。


立ち喰い寿司 七幸のオリーブはまち
高松に到着して、最初に向かったのはJR高松駅二階の「立ち喰い寿司七幸」
観光より先に、まずは美味しい魚を食べたい(笑)。
午前中でもスタートはビールから。


刺身盛り合わせを注文したら、マグロ、カツオ、鯛、赤貝、キビナゴ、そしてオリーブはまち。


分厚目カットが印象的なオリーブはまちは見た目通りコリコリしてる。
にぎりでも食べてみたけど、物凄い弾力で食べ応えありあり。


鰻も美味しかったです。瀬戸内の魚を楽しみながら、高松でのグルメ旅がスタートしました。


夜ももちろん瀬戸内料理。
カワハギや穴子の造りにタコや貝。ここでもオリーブはまちいます。


瀬戸内の美味しいもん大集合!
カワハギの肝は身に包んで食べたら、唸る美味しさでした。


香川の地酒で好きなのは、凱陣。旨い魚と日本酒、これは勝ちですね!


讃岐うどんは何軒食べても飽きない
香川に来たからには、讃岐うどんも外せません。
肉うどん、カレーうどん、わかめがたっぷり入ったうどんなど、何軒か食べ歩きました。


一日に5軒うどん屋をハシゴした経験もある私。有名店のカマ玉うどんも、とってもリーズナブルなかけうどんも好き。


同じ讃岐うどんでも、お店やメニューによって楽しみ方はいろいろ。
シンプルな出汁を味わうのもよし、具だくさんのうどんを楽しむのもよし。
うどん好きにはたまらないうどん県。
何度もうどん食べ歩きをするほど大好きで、背中に「うどん県」と書いたTシャツは、ヨレヨレになるまで着たおした思い出もあります。
旅先のモーニングは、うどんとビール
そして、香川での朝ごはんももちろんうどん。
うどんに天ぷらを添えて、さらに缶ビールで決まり!


朝からビール?と思われるかもしれませんが、旅先ならではの楽しみということで(笑)。
普段とは違う朝の過ごし方も、旅行の醍醐味です。
四国4県、それぞれに違った魅力がある
こうして振り返ってみると、四国4県にはそれぞれ違った魅力があります。
高知は仁淀ブルーの美しい自然と、カツオをはじめとする豊かな食文化。徳島は街を眺める観光と豪快な魚料理。愛媛は歴史ある観光地と個性的な郷土料理。そして香川は美しい庭園に、瀬戸内の魚と讃岐うどん。
同じ四国でも、景色も食文化もずいぶん違うものです。
もちろん、今回紹介したのは、私が実際に訪れた場所や食べた料理のほんの一部。
今回ご紹介できなかった場所もありますし、まだまだ知らない魅力がたくさんあると思います。
そして、旅の楽しみは昼間だけでは終わりません。
実は四国4県、それぞれの夜に訪れたBARもかなり充実していました。
そのお話は、また別の記事で紹介したいと思います。
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