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『ラストノート』を見て思う。50代、恋も夢もまだ終わらない

この夏のドラマでは

「Tシャツが乾くまで」のことばっかり言ってきたけど。

実はそれよりもっと共感するところが多く、すごく心に残ったドラマがあります。

「ラストノート」。

周りに聞いても、意外と見ている人が少ない。

でも私は、特に同世代の人に見てほしいなぁと思った。

たぶんこれ、若い頃に見ていたら、今ほど刺さらなかった気がする。

50代になった今だからわかる気持ちが、いっぱいありました。

目次

20歳年下の男性を好きになるって

主人公の女性 葵が惹かれていくのは、20歳も年下の男性。

いやいや、20歳差やで。

人の恋愛なら、

「年齢なんて関係ないやん」
「好きならええやん」

って簡単に言える。

でも自分のことになったら、どうやろ。

私やったら絶対考える。

どれだけ「好き」って言われても、

ほんまに?
なんで私?
もっと若い人の方がええんちゃう?

って。

たぶん素直に飛び込めない。

だから主人公が、相手に惹かれているのになかなか自分の気持ちを認められないところも、好きだと言われても素直に受け入れられないところも、

「わかるなぁ」

と思いながら見てました。

最悪の出会いから始まった二人

しかも最初の出会いは最悪。

見ながら、

「ここから恋愛になんか発展せえへんやろ」

と思ってました。

でも、少しずつお互いの共通点が見つかっていく。

彼女は香りが好き。

彼は絵が好き。

好きなものの話をしたり、お互いのことを知ったりするうちに、いつの間にか距離が縮まっていく。

人ってこうやって繋がっていくんやなぁと思った。

年齢でもない。

肩書きでもない。

第一印象ですらない。

何気ない会話の中で、

「それ、私も好き」

っていうものがひとつ見つかるだけで、遠かった人が急に近くなることがある。

恋愛って最初から「この人を好きになろう」と思って始めるもんじゃない。

だから厄介なんやろな。

好きになる相手を選べるんやったら、20歳も年下の男性なんて最初から選ばへんもん。

恋愛だけじゃなく、友情も難しい

このドラマでもうひとつ心に残ったのが、主人公 葵と親友の優子の関係。

優子には、これまで思い通りにならなかった人生がある。

就職もうまくいかなかった。

結婚もできなかった。

親の介護もしてきた。

そして、ようやく一人になって、自分の人生を生きられるようになった。

そこで好きになった男性が、20歳年下の彼。

なのに、その彼が好きなのは自分の親友だった。

そら、妬みたくもなるよね。

「親友なんだから幸せを願ってあげればいい」

そんなに人の感情って簡単じゃないと思う。

ずっといろんなことを諦めてきて、やっと自分にも……と思った恋まで、自分の方を向いてくれなかったら、

「なんでまた私じゃないの?」

って思ってしまう気持ちも、私はわかる。

誰かが悪いわけじゃない。

葵だって、優子から好きな人を奪おうとしたわけじゃない。

それでも誰かが傷ついてしまう。

50代になったら、もう少し恋愛も友情も上手になるんかと思ってたけど。

そんなことないんやな。

でも「好きなのに離れる」は、やっぱりわからない

ここはドラマを見ながら、最後まで私には理解できなかったところ。

好きなのに、離れる。

うーん。

私はやっぱり、

好きなら一緒におりたい。

って思ってしまう。

もちろん20歳の年齢差もある。

お互いにこれまで生きてきた人生もある。

これからやりたいこともある。

相手を想って、別れる選択をすることもある。

若い頃みたいに「好き」だけで何もかも決められないのもわかる。

それでも私は、好きな人と離れる選択はできるんかなぁ。

たぶん無理やと思う。

ここは葵にも澄晴にも共感できなかった。

でも、だからこそ考えた。

50代の恋愛って、やっぱり難しい。

50代には、それぞれ諦めてきた道がある

そして、このドラマで私が恋愛以上に心を動かされたのがここでした。

50代になるまでには、それぞれに諦めてきた道がある。

あの時こうしていたら。

本当はこれがやりたかった。

そんなことのひとつやふたつ、きっと誰にでもあると思う。

でも今さら、そこへ戻るのは怖い。

私にだって、やりたいことはある。

じゃあ今の会社を辞めて、それをやればいいやん。

言葉にしたら簡単。

でも今の仕事を辞めて、本当にそれで生活していけるの?

そう聞かれたら、私には自信がない。

だから踏み出せない。

「やりたい」と思いながら、今あるものを手放す怖さの方が勝ってしまう。

だからこそ、諦めていた自分のやりたかったことにもう一度向き合って、それをちゃんと形にしていく姿が、私にはすごく眩しく見えました。

恋愛だけが人生じゃない。

でも、恋愛を諦める必要もない。

好きな人もほしい。

誰かに好きだと言ってもらえたら嬉しい。

そして、自分のやりたいことも諦めたくない。

50代って、そんな欲張りな年代でもいいんちゃうかな。

そして「ラストノート」の意味

このドラマのタイトル。

「ラストノート」。

実は私、最後の方になってようやく、このタイトルの意味がわかりました。

葵は香りが大好きで、自分が作った香水を世に出すことを夢見ていた。

でも一度は挫折して、精神的なストレスから匂いを感じられなくなってしまう。

そんな彼女が彼と出会い、幸せな時間を過ごすうちに、少しずつ香りを取り戻していく。

香水には、時間とともに変化していく香りがある。

その中で「ラストノート」は、つけてからしばらく経ったあと、香りが消えるまで残る最後の余韻を決める香り。

それを知った時、

「ああ、だからラストノートなんや」

って。

私は勝手に、

「最後の余韻は、好きな人と」

そんな意味なのかなぁと思いました。

でも、それだけじゃないのかもしれない。

人生の後半に、自分はどんな香りを残したいのか。

そんなことまで考えてしまった。

私のラストノートは、どんな香りになるんやろ

50代。

恋もする。

好きになったら悩む。

嫉妬もする。

傷つくのも怖い。

そして、まだやりたいこともある。

もう人生のトップノートではないかもしれない。

でもラストノートは、その香水の印象を最後に決める大切な香り。

だったら私も、

この先の人生をどんな香りにするのか。

もう少し考えてみてもいいのかもしれない。

周りに聞いてみても、このドラマを見ている人が本当に少なかった。

だから、まだ見ていない同世代の人にこそ見てほしいなと思います。

20歳差の恋愛ドラマ。

そういう単純なドラマではなかった。

50代になった今だからわかる気持ちが、たくさんあった。

そして見終わったあと、

「私はこの先、どう生きたいんやろ」

って、ちょっと考えた。

もしこれから見る人がいたら、

「ラストノート」

というタイトルを、ちょっとだけ頭の片隅に置いて見てほしい。

きっと最後の方で、

「ああ、そういうことか」

ってなると思う。

物語とは関係ないけど、ちょっと言いたい

ここまで恋愛やら人生やら、いろいろ真面目に書いてきたけど。

ドラマを見ながら、ずーっと気になってたことがあります。

まず、主人公・葵を演じる内田有紀さん。

キレイすぎません?

50歳とは思えない。

20歳年下の男性との恋愛という設定も、内田有紀さんを見てたら、

「いや、これは好きになるわ」

と思ってしまった(笑)

そして何より、葵が着てる服が全部素敵。

服だけじゃなくて、バッグや小物までいちいち気になる。

もう全部同じもの欲しい(笑)

ドラマを見ながらストーリーを追いつつ、

「この服どこのやろ?」

って何回思ったことか。

二人でタコパやるシーンも楽しそうで羨ましかったけど、葵がキッチンに立つ時着ている水色のエプロン。

これが可愛くて、同じようなものを見つけて楽天でポチりました(笑)

ドラマに影響されすぎ。

そして元旦那役の徳井さん。

久しぶりにドラマでじっくり見た気がするんやけど……

すっかりオジサンになってるやん(笑)

いや、人のこと言われへんねんけど。

内田有紀さんがあまりにも変わらなさすぎるから、余計そう見えるんやと思う。

恋愛に共感して、
これからの人生について考えて、
最後にはエプロンまで買う。

我ながら、なかなか『ラストノート』を満喫しました(笑)

『ラストノート』をこれから見たい方へ

ここまで読んで、

「ちょっと見てみたいかも」

と思ってくれた方へ。

『ラストノート』は、Netflixで全話配信されています。

FODでも全話視聴できます。

TVerでは放送時に見逃し配信されていましたが、これから最初から最後まで一気に見るなら、NetflixかFODがわかりやすいと思います。

私は最終回を見終わったあと、もう一度最初から見直しました。

一度目とは違うところで「わかるなぁ」と思ったり、最初は気づかなかったことが見えてきたり。

特に50代の人には、きっとどこかで自分と重なるところがあるんじゃないかな。

そして最後まで見たら、

「ラストノート」

というタイトルの意味を、もう一度考えてみてほしいです。

ちなみに、フジテレビ公式によると、最終回直前の9月16日時点で見逃し配信が累計2,200万再生超だったみたいです。

「Tシャツが乾くまで」の影に隠れてたけど、こっちもなかなか人気だったんですね。

『ラストノート』フジテレビ公式サイト


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんばんは
    今、録りためていた「ラストノート」を観ているところです
    まだ6話目途中なんですが、辛くなってきてちょっと置いてます…
    それは何故かと言うと、どうしても自分は“葵ではなく優子”だろうと思ってしまうから笑
    20歳下に愛される葵より、騙されてるのに舞い上がって現実を受け止められない優子に感情移入しちゃって、しんどくなってます
    最後まで観てタイトルの意味を考える、ことが出来るかなぁー

    • mocchiさん、安心してください。
      優子も自分の幸せが何かを見つけることができますから。
      一見、葵の方が幸せに見えますけど、それはどうか?
      でも、20歳下から愛されるだけで私なら舞い上がりそうです笑

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